恋の罪
好きな映画の話。
タイトルはなんかポップで可愛いし、ちょっと純粋な恋愛映画みたいだけど、内容は重いし考える暇もないくらいくらいどんよりしてるからすごく好き
園子温のエロバイオレンスみたいな世界は小学校頃からすごい好きで、それはたぶんこの映画の影響
内容は殺人事件を題材にしてて、死体はグロいし、不倫とか売春とかそういうのが中心でラブシーンばっかりだから気分は重くなるし疲れちゃうけど、でもやっぱりこういう世界は絶対知ってて得だなあって思うよね、面白いよ、こういう人間が本当は綺麗だね、きっと。
あと、美津子のお母さんが怖かったすごく、狂った家族だね、まあみんな狂ってるけど楽しい
いずみは従順な主婦だったのに、騙されてAV女優になって、そのあと美津子と出会って2人で立ちんぼしてどんどん落ちてくけど、落ちてからのが生き生きしてて綺麗だったなあ、どん底まで落ちた人の勝ちかもね、
舞台は渋谷の円山町なんだけど、あそこのホテル街もすき、ネオンライトはすきだし人間の欲が街中に溢れてる感じもたまんない、アア、みんな生きてるんだなあって思うから
観た後、ちょっと怖くなるから、ゾクゾクする、でも現実なんていつも怖いからね、映画は現実逃避の道具じゃなくて現実をちょっとだけフィルターかけてるもんだと思うからすきだよ、あと、なんていうか好きでもない女を抱く時は金ぐらい払えよって心の底から思うね、100円でもいいよ、私の価値は貴方がつけて、って。
ちなみにこの映画は、いま幸せな女の子と一緒に観たい映画No. 1なんだけど、理由は性格悪いから内緒にしとくよ、
きっとこれ読んで観たいと思う人はあんまりいないと思うけど、ね、
ただのラブレター、大森靖子様へ
靖子ちゃんは、世界でいちばん好きな言葉をわたしの嫌いな世界に落としてくれるひとで、逃げられるのも助けられるのも全部全部いつも大森靖子の言葉と音楽で、助けられて、いちばんありがとうしたい人、
感情に言葉をつけて誰かに話すのは怖いし、難しいことだけど靖子ちゃんの音楽がそこにあれば大丈夫だよって言われてる気持ちになったり、一緒に逃げようって言ってくれる気がするから本当に心の底から好き、大森靖子は頑張れじゃなくて大丈夫ってしてくれる、だから好き
死にたいとか、辞めたいとか、毎日ずっと思っててしんどいを言葉にするときっと、なんだこのメンヘラ女!って思われるだろうし、こういう人に名前をつけたらそりゃそうなるんだろうけど、わたしは友だちとかそういう人間関係にも名前なんか必要ないって思ってる人間だから勝手にそう呼ばれるのは好きじゃない、まあ別に勝手にしてよって思うけど
だから、よくわかんないけど、死にたいとか辞めたいとか負けたい気持ちを肯定してくれるのは大森靖子の音楽と言葉だけだって思ってるよ、頑張れって言葉を大切に使ってくれる人、絶対無駄にしない人、叫びたいとき聴いてよ、って誰かに勧めたいなあ
まあ、こんなのつまり現実逃避してるだけだけど、わたしは、やっぱり大森靖子の言葉と音楽にこれからも助けられて生きていきたいな、
大森靖子が全部愛しい、
この人の頭の中に住みたい、
すごく好きだよ、だいすき
追伸:やっぱりわたしは、吉高由里子主演のスーパー可愛い映画の中に大森靖子の曲が欲しいと心の底から思います、映画撮る予定は全くないけど